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当サイトの「よく見られているランキング」でもトップ3に入る機会が多いSBI証券と楽天証券。この2つのネット証券にどんな違いがあるのか、比較して分かりやすく解説します。参考にしてくださいね。
新NISAの金融機関選びをする上でチェックすべき5つの項目でSBI証券と楽天証券を比較して見ていきましょう。
新NISAでは投資信託や株式などに投資できますが、金融機関ごとに何本の投資信託を取り扱っているか、どこの株式に投資できるかといった商品ラインナップは異なります。
では、SBI証券と楽天証券の取り扱い商品はどうなっているのでしょうか?
SBI 証券 |
楽天 証券 |
||
---|---|---|---|
つみたて 投資枠 |
投資 信託 |
224本 | 222本 |
成長投資枠 | 投資 信託 |
1,191本 | 1,146本 |
国内 株式 |
〇 | 〇 | |
外国 株式 |
9カ国 | 6カ国 |
※新NISAナビ調べ(2023年4月10日時点)
投資信託の取り扱い本数や株式の取り扱いの有無といった数字で比較してみると、SBI証券の方が楽天証券よりもやや商品ラインナップは豊富なようです。投資したい商品が定まっていない場合、選択肢は多い方が後々困ることは少ないでしょう。
ただし、SBI証券では投資できないのに楽天証券では投資できる銘柄もあります。投資したい商品がある人は商品ラインナップをしっかりチェックしてから金融機関を選ぶと良いでしょう。
新NISAでは基本的に「つみたて投資枠」で積立投資を行いますが、金融機関ごとにいくらから積み立てできるかが異なります。
最低積立金額は「月1000円~」「月1万円~」といった金額から始められる金融機関が多い傾向にありますが、SBI証券と楽天証券の最低積立額はどちらも「月100円~」。少額から新NISAで積み立てを始められます。
一般的に投資信託や株式を購入する際には利用している金融機関に対して取引手数料を支払う必要があります。
つみたて投資枠では投資対象が販売手数料無料の投資信託に限定されています。対して、成長投資枠は手数料設定が各社で異なります。SBI証券と楽天証券の取引手数料はどうでしょうか?見てみましょう。
取引手数料を比較 | SBI 証券 |
楽天 証券 |
|
---|---|---|---|
つみたて 投資枠 |
投資 信託 |
0円 | 0円 |
成長投資枠 | 投資 信託 |
0円 | 0円 |
国内 株式 |
0円 | 0円 | |
米国 株式 |
0円 | 0円 | |
中国 株式 |
有料 | 有料 | |
ロシア 株式 |
有料 | 取扱 なし |
※新NISAナビ調べ(2023年4月10日時点)
上表のとおり、SBI証券と楽天証券はほぼ互角で、つみたて投資枠はもちろん成長投資枠でも複数の商品を取引手数料無料で売買できます。
クレカ積立とは、投資信託への積み立てをクレジットカード決済(クレカ決済)にすることで投資をしながらクレカのポイントも獲得できるお得な投資法の一つです。
新NISAでクレカ積立に対応している金融機関は多くはありませんが、SBI証券と楽天証券はどちらもクレカ積立ができます。下表に両社のサービス内容をまとめました。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
使えるカード | 三井住友カード株式会社が発行するVポイントが貯まるカード | 楽天カード |
付与 ポイント |
Vポイント | 楽天ポイント |
投信積立還元率 | (プラチナ) 投信積立除く年間カード利用額が 500万円以上 3.0% 300万円以上 2.0% 300万円未満 1.0% (ゴールド) 100万円以上 1.0% 10万円以上 0.75% 10万円未満 0.0% (一般) 10万円以上 0.5% 10万円未満 0.0% |
(プラチナ) 1.0% (ゴールド) 信託報酬のうち楽天証券の受取分が 年率0.4%以上の 銘柄 1.0% 年率0.4%未満の 銘柄 0.75% (一般) 年率0.4%以上の 銘柄 1.0% 年率0.4%未満の 銘柄 0.5% |
積立 可能額 |
毎月100円~10万円 | 毎月100円~10万円 |
※新NISAナビ調べ(2024年4月10日時点)
気になる還元率ですが、どちらがお得かは利用者の状況に応じてまちまちです。
クレジットカードを年間10万円も使わない方であれば楽天証券のほうがお得になりますし、逆にプラチナカードを年間300万円以上利用している方であればSBI証券のほうが断然お得になります。
このようにどちらも一長一短ありますが、どんな方でも必ずポイントがもらえる楽天証券のほうが、利用者に優しい設定と言えるのではないでしょうか。
投信保有ポイントとは投資信託を持っている金額(残高)に応じてポイントがもらえるサービスです。
クレカ積立に加えてポイントが貯まるため利用を検討したいサービスですが、全ての金融機関で利用できるサービスではありません。また、利用できても対象の銘柄数などに差があります。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
対象銘柄 | 原則全銘柄※1 | 6銘柄 |
付与 ポイント |
Vポイント Pontaポイント dポイント JALのマイル PayPayポイント (上記から選択) |
楽天ポイント |
※1…ETF、REITやSBI証券が定めた銘柄など、一部対象外あり
※新NISAナビ調べ(2023年4月10日時点)
SBI証券と楽天証券はどちらも新NISAで投信保有ポイントを活用できますが、対象銘柄数や付与ポイントの選択肢はSBI証券の方が豊富にあるようです。なお、還元率は両社ともに積み立てる銘柄ごとに異なります。
なお、楽天証券ではSBI証券では貯められない楽天ポイントを毎月獲得できます。さらに、投資信託の残高が一定の基準を初めて超えると楽天ポイントがもらえるサービスもあります(銘柄の制限はなし)。
ここまで、5つの項目でSBI証券と楽天証券を比較してきました。最後にこれまでの比較のまとめとして、両社の特徴を見てみましょう。
SBI証券の新NISAは取り扱っている投資信託の本数等で楽天証券を上回っています。また、プラチナカードのクレカ積立で、楽天証券より高い還元率を得られる場合があります。
投信保有ポイントの対象銘柄はSBI証券で取り扱うほぼ全ての銘柄(楽天証券は6銘柄)、付与ポイントは6種類から1つ選べます(楽天証券は楽天ポイントのみ)。付与ポイントの選択肢が複数あるため、自分に合ったポイントを選びやすいでしょう。
楽天証券のクレカ積立は、最低還元率が0.5%に設定されているので、どんな方でも必ずポイントがもらえるメリットがあります(SBI証券は投信積立分を除く年間カード利用額が10万円未満だと還元率0.0%)。
また、投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントがもらえるのは楽天証券だけなので、楽天経済圏で立ち回っている方にはメリットが大きいネット証券です。
なお、実際に新NISAを始める時はここで紹介している2社だけでなくほかの金融機関の情報もチェックすることも大切です。自分に合った新NISAの金融機関を選んでくださいね。
~さっそく始めたい人に~
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参考サイト・たあんと
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