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新NISA口座は銀行や証券会社で開設できますが、一人一口座しか開設できません。さらに金融機関ごとにサービス内容が異なる部分もありますから次の3つのポイントに注目して自分に合った金融機関を選びましょう。
新NISAはつみたて投資枠と成長投資枠という二つの枠組みがセットになった制度です。つみたて投資枠では金融庁が定めた基準をクリアした投資信託、成長投資枠では投資信託(つみたて投資枠対象の銘柄も含む)や株式に投資できます。
ただしそれぞれの枠でどんな銘柄に投資できるのか、その商品ラインナップは金融機関ごとに異なります。
「口座開設したのに買いたい銘柄がない!」といったケースを避けるため、金融機関を選ぶ際は目当ての銘柄に投資できるかをチェックしましょう。特に投資したい銘柄が決まっていない人は、取り扱い銘柄数が多いところを選ぶと後々困ることが少ないでしょう。
つみたて 投資枠 (つみたてNISAと同じ) |
成長投資枠 | |||
---|---|---|---|---|
投資信託 | 投資信託 | 株式 | ||
大手 ネット証券 |
auカブコム証券 | 220本 | 1,034本 | 〇 |
SBI証券 | 224本 | 1,193本 | 〇 | |
松井証券 | 224本 | 1,094本 | 〇 | |
マネックス証券 | 219本 | 1,128本 | 〇 | |
楽天証券 | 222本 | 1,150本 | 〇 | |
大手 総合 証券 |
大和証券 | 43本 | 182本 | 〇 |
野村證券 | 19本 | 411本 | 〇 | |
みずほ証券 | 12本 | 62本 | 〇 | |
大手 銀行 |
みずほ銀行 | 14本 | 119本 | × |
三井住友銀行 | 4本 | 90本 | × | |
三菱UFJ銀行 | 24本 | 378本 | × | |
ゆうちょ銀行 | 15本 | 58本 | × |
※新NISAナビ調べ(2024年4月23日時点)
なお、証券会社と違い銀行では個別の株式に投資できません。ただし、銀行でも「株式が投資対象の投資信託」を購入することで間接的に株式に投資することは可能です。
新NISAでは通常、積み立てる投資信託の主な決済方法は「銀行引き落とし」ですが、金融機関によっては「クレジットカード決済」ができるところもあります。
このクレカ積立を新NISAで利用すると、積み立てをしながらポイントを貯められてお得です。当サイトで紹介している金融機関の中でクレカ積立ができるのは下表のとおりです。
利用可能カード | ポイント還元率 (毎月5万円を10年積立の場合) |
|
---|---|---|
auカブコム証券 | au PAY カード | 1.0%~2.1% |
SBI証券 | 三井住友カード | 0.0%~3.0% |
スマートプラス (セゾンポケット) |
セゾンカード UCカード |
0.5% |
大和コネクト証券 | セゾンカード UCカード |
0.5%~1.0% |
tsumiki証券 | エポスカード | 0.4% |
PayPay証券 | PayPayカード | 0.7% |
マネックス証券 | マネックスカード | 1.1% |
楽天証券 | 楽天カード | 0.5%~1.0% |
※新NISAナビ調べ(2024年4月23日時点)
※詳細については「一番お得なのはどこ?新NISAクレカ積立ポイント還元率ランキング」をご参照ください
お得にポイントを貯めながら積み立てをしたいなら、新NISAの口座を選ぶ際はクレカ積立できる金融機関かどうかもチェックすると良いでしょう。
ただし、新NISAは投資をすることがメイン。クレカ積立の可否や還元率の高さだけでなく、先述した商品ラインナップなどもしっかりチェックして金融機関を選ぶことが大切です。
新NISAの口座を開いただけでは手数料はかかりませんが、金融商品の購入時や商品を持ち続けている間、手数料がかかることがあります。
新NISAのつみたて投資枠では取引手数料がかからない銘柄が選ばれているのでどの金融機関でも取引手数料がかからない一方、成長投資枠の対象銘柄は金融機関によっては手数料がかかる場合があります。コストをできるだけ低く抑えたい人は各金融機関の新NISAの手数料を確認すると良いでしょう。
つみたて 投資枠 (つみたてNISAと同じ) |
成長投資枠 | |||
---|---|---|---|---|
投資信託 | 投資信託 | 国内株式 | ||
大手 ネット証券 |
auカブコム証券 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBI証券 | 0円 | 0円 | 0円 | |
松井証券 | 0円 | 0円 | 0円 | |
マネックス証券 | 0円 | 0円 | 0円 | |
楽天証券 | 0円 | 0円 | 0円 | |
大手 総合 証券 |
大和証券 | 0円 | 有料 (一部無料) |
有料 |
野村證券 | 0円 | 有料 (一部無料) |
有料 | |
みずほ証券 | 0円 | 有料 (一部無料) |
有料 | |
大手銀行 | みずほ銀行 | 0円 | 有料 (一部無料) |
× |
三井住友銀行 | 0円 | 有料 (一部無料) |
× | |
三菱UFJ銀行 | 0円 | 有料 (一部無料) |
× | |
ゆうちょ銀行 | 0円 | 有料 (一部無料) |
× |
※新NISAナビ調べ(2024年4月23日時点)
SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券では成長投資枠での投資信託の取引手数料に加え、株式の取引手数料も無料のところがあるようです。なお、総合証券は成長投資枠では取引手数料がかかりますが、ネット証券にはない対面相談によるサポートを受けられます。
最後になりますが、新NISAの口座は一年に一回変更することができます。ただし、変更手続きには一定の時間と手間がかかりますし、変更したい年に新NISAを一度でも利用していると変更できません。
できるだけ、最初から後悔のない口座を選びたいところ。これまで解説してきたポイントに注目して、自分に合った銀行、証券会社で口座を開設してください。
~さっそく始めたい人に~
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参考サイト・たあんと
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