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昨今の金価格の値上がりもあって、「NISAで金投資・純金積立をやりたい」とお考えの方が増えているようです。そこで本記事では、NISAを活用して金投資・純金積立する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
2025年現在、NISA口座で購入できる金融商品は「投資信託」「上場株式」「ETF」「REIT」に限られており、残念ながら金そのものを購入することはできません。
それだとNISAで金投資・純金積立できないのでは?
そう思われた方、ご安心ください。たしかにNISA口座で金そのものを買い付けることはできませんが、実質的に金投資・純金積立するのと同じ成果を得る方法があります。それが次の2つの方法です。
一つめの方法は、金価格と同じ値動きをする「投資信託」の購入です。
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとまとめにして、国内外の株式や債券など様々な資産に投資・運用してくれる金融商品のこと。個々の銘柄ごとに「何に投資するか」が定められており、なかには金の現物に投資する銘柄もあります。
勘の良い方なら、もうおわかりでしょう。そう、金の現物に投資する投資信託を買うことは、金の現物そのものを購入するのとほぼ同じことになります。したがって、金の現物を直接購入した場合と、ほぼ同じ成果を手にすることができるというわけです。
参考までに、金の現物に投資する代表的な銘柄「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」と、実際の金価格を比べてみましょう。
ごらんのとおり、どちらも同じ値動きになっています。つまり、値上がり益を目的に金投資・純金積立するのであれば、「現物」と「金の投資信託」どちらも大差ありません。その「金の投資信託」をNISA口座で購入すれば、実質的にNISAで金投資・純金積立をすることになる、というわけです。
新NISAの成長投資枠で一括購入・積立購入することができる金の投資信託は以下のとおりです。なお、「為替ヘッジあり」の銘柄は、為替相場の影響を受けないよう調整している関係で金価格に連動しないため、ここでは割愛しています。
運用銘柄名 | 3年積立 損益率 |
信託 |
---|---|---|
SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし) | 51.78% | 0.2750% |
ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | 51.77% | 0.4070% |
iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) | 51.10% | 0.2585% |
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし) | 50.99% | 0.5390% |
Smart-iゴールドファンド(為替ヘッジなし) | 50.75% | 0.2750% |
三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド) | 50.63% | 0.5500% |
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)(サクっと純金(為替ヘッジなし)) | - | 0.0638% |
ニッセイゴールドファンド(為替ヘッジなし)<購入・換金手数料なし> | - | 0.2750% |
新NISAができる金融機関の中で金の投資信託を多く取り揃えているのは、次の5社となっています。
※表を横スクロールすると全体を確認できます
順位 | 金融機関名 | 金の投資信託 取扱い本数 |
特徴 |
---|---|---|---|
![]() |
![]() 公式サイト
|
◎ 8本 |
三井住友ユーザーにメリット
|
![]() |
![]() 公式サイト
|
◎ 8本 |
優待名人・桐谷さんご愛用
|
![]() |
![]() (NTTドコモグループ) 公式サイト
|
◎ 7本 |
ドコモユーザーにメリット
|
![]() |
![]() 公式サイト
|
◎ 7本 |
楽天ユーザーにメリット
|
![]() |
![]() (旧:auカブコム証券) 公式サイト
|
◎ 7本 |
auユーザーにメリット
|
二つめの方法は、金価格と同じ値動きをする「ETF」の購入です。
ETFとは、東京証券取引所などの取引市場で上場株式のように売買できる投資信託のことで、その特性から別名「上場投資信託」とも呼ばれています。つまり、先ほどご説明した「投資信託」と中身はほぼ同じと考えてもらって大丈夫です。
したがって「金のETF購入≒金の現物購入」になる理屈は、「金の投資信託購入≒金の現物購入」とまったく同じ、ということになります。
新NISAの成長投資枠で一括購入・積立購入することができる金のETFは以下のとおりです。
銘柄名 | コード | 信託報酬 |
---|---|---|
NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信 | 1328 | 0.5500% |
純金上場信託(現物国内保管型) | 1540 | 0.4400% |
iシェアーズ ゴールド ETF | 314A | 0.2200% |
金のETFは、証券会社であればどこでも購入することができます。ただし、銀行・郵便局・信用金庫では購入できないのでご注意ください。
金そのものを購入する場合、一定の量に達した金は、引き出し手数料さえ支払えば現物として引き出すことができます。
対して金の投資信託・ETFを購入する場合、ほとんどの銘柄で現物の金として引き出すことができません(ETF「純金上場投資信託(現物国内保管型)(1540)」のみ1kgから引き出し可)。
引き出しの必要性がない方にとって金の投資信託・ETFは適していますが、引き出したゴールドバーを手元で保管したい方には適していません。この点は注意が必要です。
前述のとおり、現物の金投資・純金積立と同じ成果を得ることができる「金の投資信託」と「金のETF」ですが、どちらを選ぶべきかは利用者のニーズによります。
たとえばあなたが、毎月定額で積立投資したいのであれば、投資信託がおすすめです。ETFの場合、定額積立できる証券会社は限られていますし、毎月の最低積立額も1万円からとなっているため「3000円からコツコツ」のような少額積立ができません。また、売買手数料もかかります。
対して投資信託は、ほとんどの金融機関で定額積立できます。ネット証券を使えば月々100円の少額から積み立てることができて、売買手数料もかかりません。また、積立金額の支払いにクレジットカードを使ってポイントがもらえるサービスや、投資信託の保有残高に応じてポイントがもらえるサービスまであります。
証券会社 | 最低 積立額 |
売買 手数料 |
クレカ 積立 |
投信保有ポイント |
---|---|---|---|---|
マネックス証券 (NTTドコモ |
100円 | なし | d |
dポイント |
SBI証券 | 三井 |
Vポイント※1 | ||
松井証券 | JCB |
松井証券 ポイント※2 |
||
三菱UFJ eスマート証券 (旧:auカブコム証券) |
au PAY 三菱 |
ponta |
逆に、価格が大きく動いたタイミングを狙ってピンポイントで売買したいのであれば、株式のようにリアルタイム価格で売買できるETFがおすすめです。投資信託は1日1回決まった価格でしか売買できないので、1日の間のピンポイントな価格で売買できないのです。
このように、投資信託・ETFにはそれぞれ向き不向きがあります。NISAで金投資・純金積立をお考えの方は、それぞれの特徴を正しく理解した上で、自分にあったほうを選んでください。
~さっそく始めたい人に~
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参考サイト・たあんと
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